読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

不思議で心地よい空間 『新宮晋の宇宙船』展

兵庫県立美術館で5月7日まで開催中の

 『新宮晋の宇宙船』展に行って来ました。

   http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1703/index.html

「無限に広がる宇宙に存在する数えきれない星の中でも、

 色彩豊かで、様々な光や音が響き合う、

 とびっきりユニークな星、地球に、

 一人の人間としてボクは生まれた。

 これはどう考えても、奇跡としか言いようがない。」

            「この星に生まれて」本展図禄所収より

世界で絶賛されていらっしゃる“風の彫刻家”新宮晋氏。

ほとんどが、本展の為に制作されたという作品は

会場へと向かう階段の天井空間から始まっていました。

1989年「雨に乾杯?」から2017年「雲の階段」まで

ステンレスやアルミニウム、カーボンファイバー、

ポリエステル布、麻布や和紙など様々な素材で構成された作品。

風と水に誘われて 揺らぎ 踊るようにしなやかに動く様は

ずっと見ていたいと感じる不思議な眺めでした

床に寝て眺めたい 中に入って滴る水を受けてみたい

布の中でかくれんぼをしたり、風の吹くままに揺れたい…

湧き上がる誘惑を抑えながら(笑)の鑑賞でした

5月から元町映画館で上映が始まる

『ブリージング・アース:新宮晋の夢』では

新宮氏が提唱なさっている、

風や太陽光のクリーンな自然のエネルギーだけで

自給自足し自立する村「ブリージング・アース」を

実現しようとされる過程が描かれているそうです。

会場では構想画や各地でのプロジェクト映像も拝見出来ます。

新宮氏の本拠地 兵庫県三田市には

そのシンボルである「里山風車」が高台にあり、

「新宮晋 風のミュージアム」は

世界中どこにもない風で動く彫刻の野外美術館です。

とても心地の良い空間の様で、ぜひ訪れてみたいです☆

屋外ならいろいろ自由に鑑賞できそうですね〜

その後JR西日本さん主催の試写会で観た『たたら侍』

   https://tatara-samurai.jp/

島根県奥出雲を舞台にしたこの作品は

第40回モントリオール世界映画祭で、

最優秀芸術賞を受賞されています。

「戦乱の世に、ひとりの未熟な青年が

過ちを繰り返しながら生きる道を探し続ける物語

日本伝統の匠の技と、気高い精神を継承することの大切さを、

美麗で雄大な映像と共に描き出す。」

            (一部抜粋して掲載しました。)

その時代の権力者の都合によって

守るべき大切な自然が利用されてしまう切なさ…

悩み、苦しみ、葛藤や迷いもあるなかで

目覚め、気づいたところから少しずつでも

志を持ち行動してゆくことの大切さを感じました。

私たち人間は太古からずっと今も

火水風土、そして天、すべてに生かされていること

そのことを決して忘れてはいけないと

あらためて教えていただけた学びの日でした (*^_^*)